INTRO
DUCTION

あの“天才怪盗”が再び参上!
「怪盗探偵山猫 the Stage」新作公演決定!!

鮮やかな手口で盗みを働き、ついでに悪事を暴いて颯爽と消え去る天才怪盗“山猫”。
今宵の舞台は東京湾に浮かぶ大型クルーズ船-。

船内で行われる古美術品のオークションに潜入した山猫は謎の武装集団と会敵する。
シージャック犯に掌握された船内で、山猫が出会った記憶喪失の男の正体とは?
男たちの様々な思惑が入り乱れる中、物語は思わぬ方向へと舵を切る-!

「心霊探偵八雲」シリーズなどでも絶大な人気を誇る神永学が、
本舞台のために新たに書き下ろした「怪盗探偵山猫」完全新作ストーリー!
舞台の上で華麗に繰り広げられるノンストップ・コンゲームアクション!

誰も知らない“山猫”の新たな物語が今、幕を開ける-!

STORY

豪華客船のメインホールで開催されるウェルカムパーティー。
多くの乗客がパーティーを楽しむ姿をじっと見つめる男の姿があった。
悪党から金を盗み、ついでにその悪事を暴く。神出鬼没の窃盗犯――山猫だ。
客船内で行われるオークションの品を盗み出そうと、虎視眈々と機会を窺っていた山猫だったが、事態が急変する。
オルカと名乗る武装集団が突如として船を占拠してしまったのだ。
隙を突いて逃げ出した山猫は、船室で倒れている男を助けることになるのだが、彼は記憶を失っていた。

オルカの目的とは何なのか?
記憶を失った男の正体は?
人質たちの運命は?

激しい追撃を受けながらも、山猫は記憶を失った男と共に、事件の真相に迫っていくのだが……。

COMMENT

原作者 神永学先生から応援コメントが到着!

「怪盗探偵山猫」の舞台続編が決まりました。
オリジナルでシナリオを書いてもらえませんか? とオファーを頂きました。
これは面白そうだ!!と安請け合いしたのですが、今はとっても後悔しています。
なぜなら、まだ書き終わっていないからです……(笑)

公演までには、最高の作品を書き上げるので、楽しみにしていて下さい。
果たして、どんな作品が仕上がるのか??
待て!! しかして期待せよ!!

神永学(かみながまなぶ)

1974年山梨県生まれ。2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』でプロデビュー。
同作から始まる「心霊探偵八雲」シリーズが若者を中心に圧倒的な支持を集める。
他著作に「怪盗探偵山猫」「天命探偵」「確率捜査官 御子柴岳人」「浮雲心霊奇譚」「革命のリベリオン」などのシリーズ作品、
『コンダクター』『イノセントブルー 記憶の旅人』『悪魔と呼ばれた男』『ガラスの城壁』など。

公式ホームページ https://www.kaminagamanabu.com/
公式Twitter @kaminagmanabu
公式Instagram @ykm_mk

BOOKS

  • 怪盗探偵山猫

    怪盗探偵山猫(角川文庫)

    神永学、幻のサスペンスがついに文庫で登場!
    現代のねずみ小僧か、はたまた単なる盗人か!?痕跡を残さず窃盗を繰り返し、悪事を暴く謎の人物、その名は“山猫”。神出鬼没の怪盗の活躍を爽快に描く、超絶サスペンス・エンタテインメント。

  • 虚像のウロボロス

    虚像のウロボロス(角川文庫)

    雑誌記者の窮地を救う「あの男」!?大人気シリーズ第二弾!
    “悪人”に天誅を下す「ウロボロス」と名乗る謎の集団の取材を進めていた雑誌記者・勝村。取材中に陥ったピンチを救ったのは、あの男だった!?――爽快ピカレスク・アクションミステリ。

  • 鼠たちの宴

    鼠たちの宴(角川文庫)

    新時代の鼠小僧か、はたまた単なる盗人か!?新時代のピカレスクロマン
    鮮やかな犯行のあとには、必ず闇の悪事が暴かれる!姉を想う妹、新興宗教の教祖、夢を追うバンドマン、鬼と化した刑事。怒り、疑念、夢、そして執念。四つの“想い”が、炎を燃やす--!

  • 黒羊の挽歌

    黒羊の挽歌(角川文庫)

    悪事を暴き、裏金を盗む――。神出鬼没の怪盗・山猫が活躍!
    先輩から詐欺に加担させられた大学生の山野井羊。内部告発しようと会社に忍び込むも、恋人が人質になってしまう。窮地に陥った彼を救ったのは――。新時代のダークヒーローが活躍するアクションミステリ。

  • 月下の三猿

    月下の三猿(角川文庫)

    天才窃盗犯・山猫の華麗なる神技をご覧あれ!痛快ピカレスク・ミステリー!
    猿の仮面を被った謎の男たちに襲われた少女を助けた勝村。少女は猿の娘と名乗り、父が遺したある物を見つけるために山猫を探しているという。かつて世間を賑わした窃盗団・三猿が関係しているらしいが……。

  • 深紅の虎

    深紅の虎(角川文庫)

    神出鬼没の怪盗・山猫、再び!
    希代の窃盗犯山猫と雑誌記者の勝村はシステム会社ビルドに侵入した。だが、現場に残したはずの犯行声明が消え、勝村も拉致される。深紅の虎と名乗る男が山猫を付け狙い――? 絶体絶命の危機を迎えるシリーズ最終巻。